楽団日記

札幌で活動する芝居のエンターテイメント集団、                                  弦巻楽団の弦巻楽団による皆様のための日記です。

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自由への代償

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札幌座pit『ブレーメンの自由』、一昨日初日を開け、昨日までで3ステージ終演しました。今日で早くも折り返しです。

本番に入っても「しんどい」作品です。昨日の1日2ステージはそう言えば稽古でもやったことがなく、終わった後どっと疲れが…。バスソルトを沈めた風呂に入ったら、バタンキューでした。主演、出ずっぱり、鼻をかむ暇もないゲーシェ役の宮田さんには本当に頭が下がります。
楽屋では未だに演技について、この作品について、89年のパリーグについて、熱い激論が交わされています。
「人生や人間の『分からなさ』をそのまま舞台に上げる」と言うのを命題に取り組んでます。
これがとても難しいのです。なぜなら多くの役者は、自分の役を「共感」したがるからです。
難しい問題です。こうした作品、外国の戯曲に取り組むとき必ず立ちはだかる命題です。
ですが、逃げずにそこに立ち向かいさえすれば、
複数の人間で表現される「演劇」の良さが、その意義が、必ず表れてくれるのだと思います。
ぐるーーーっと回ってピーター・ブルックの「何もない空間」にまた戻って来た気がします(3周目)。

たくさん感想を頂いています。そのうちのいくつかを。

北海道新聞、加藤記者のブログ「シアターホリック」
http://theater-holic.seesaa.net/article/367513687.html

コンテンポラリーダンスの指導等をなさってる渡部倫子さんのブログ
http://ameblo.jp/michiko-w/entry-11561405393.html

ドゥヴィーニュ 仁央さんが編集長を務める「フリーペーパーWG『なぜか笑えたブレーメンの自由』」
http://www.freepaper-wg.com/archives/7958

皆さん、本当にありがとうございます。

出演者の明さんが「お話は分かり易いのに『考えちゃう』作品だよね。」と言ってましたが、とても的を得た評だと思います。話はメロドラマで、展開も納得いくのに、その行き着く先が釈然としない、謎を突きつけてくる。
日頃指導してる高校生達が観に来て、「面白かった!」と言ってくれました。ほっと胸を撫で下ろしてます。
でも、痛い言葉も頂いてます。
その言葉の意味は充分分かりました。だからこそ、取り組まなくては、とも思いました。
また別に、「お客さんは馬鹿じゃないよ」と、勇気づけられるような、釘を刺されるような感想も頂きました。
ドキッとしました。
そう、何の哲学も無しに「共感」にすり寄ってしまったら、日和ってしまったら、すぐに見破られてしまう。「共有されやすい結論」を拒否すること。そこに勇気を持って踏みとどまること。
まだまだ、日和る訳には行きません。

今日(27日)も19時半開演。
これからのスケジュールは
28日19時半開演
29日14時開演 ※完売
30日14時開演
となってます。

御予約、tsurumakigakudan@yahoo.co.jpで承ります。
お待ちしておりますー!

※29日14時の回の前売り券は完売致しました。当日券は客席の状況
を見て若干数販売致します(しない場合もありますご了承下さい)。

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こんな舞台になってます(仕込み経過)。

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楽屋で温水さんによるスーパープレゼンテーション。

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昼ステージ終演後、おねむの最若手、上西。
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 < 札幌座 pit 「ブレーメンの自由」 + 切った張ったの毎日でござる。 > 

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