楽団日記

札幌で活動する芝居のエンターテイメント集団、                                  弦巻楽団の弦巻楽団による皆様のための日記です。

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亀の幕開けました。

    亀舞台

うわああっと、公演のお知らせししてるだけで稽古情報など全く触れられぬまま初日開けてしまいました。ひえー。えー、これは何も忙しかったとか、締め切りに追われてたとか、稽古で一杯一杯になっていたなどと言う訳ではありません。ただ、一重に、ただ、のんびりしていただけです。ここ数年の鼻先に人参をぶら下げられた馬の如きの働きっぷりの反動か、ひたすらのんびりしておりました。のへーのへー。いや、それでも稽古をしたり経理の仕事をしたり(零細企業の社長なんで)、公演の準備をしたり(楽団#17!)、リサイタルの構想を練ったりと動いてはいたんですが。

おかげさまでTPS「亀、もしくは…」の幕が無事開きました。初日、昨日(5日)の回はどちらも満席とありがたい環境で上演出来ました。今日からの、特に平日の回は席に余裕がありますので、ぜひ御予定が空いたらフラッとシアターZOOにお越し下さい。
サナトリウムを舞台にした、4人の登場人物のやりとり、会話、コミュニケーション、ディスコミュニケーションを楽しむシンプルな物語です。弦巻は物語の中で軸となる(?)、振り回される(?)、医学生の役を演じてます。

この作品、と言うかTPS、斉藤歩演出を受けて改めて考えさせられるのは「登場人物とあらすじ」についてです。
「あらすじ、のための登場人物」か、「登場人物あっての、あらすじ」かと言うことです。
「登場人物あっての、あらすじ」が正当だと分かってはいても、脚本家としてその難しさはよく分かってます。
ついつい「あらすじ」のために登場人物を都合良く動かしそうになる誘惑に駆られます。
「面白い展開」のために、「インパクトある事件」を起こすために、登場人物に「無茶」な行動や言動をさせてしまう訳です。
(まあ、「納得出来る・無茶な行動をしない登場人物であればリアリティがあるか」と言うのはまた別に問題ですが。)
勿論それは脚本だけで解決させなくてはならない訳ではなく、役者も、演出も全員で答えを模索しつつ「芝居」を作って行きます。それが演劇の現場の真っ当な姿だとも言えます。
その基本の力を改めて実感しております。
登場人物が登場人物としてそこにいること、あらすじに操られるのではなく、あらすじを生み出していくこと。そのシンプルな充実と、それが観ている側にとって充分豊かな魅力となること。
その魅力に満ちてるからこそ「亀」は再演を重ねて来れたのだと思います。
こんなにシンプルなやりとりが、こんなにも興味深いと言う発見がきっとあるでしょう。
「人間がそこにいる」と言うこと、それが他のメディアには無い、やはり演劇だけの魅力だと思います。

再演に再演を重ねて来たこの作品の魅力をぜひ堪能して頂きたいと思います。幕を開けて、改めてこの作品の力を実感しています。弦巻は5代目の医学生になるそうです。「暑苦しい」と大絶賛(笑)されてるその弦巻の熱演をご確認下さい。

日々、自分の亀っぷりを感じております。
初恋がスチュワーデス物語の堀ちえみなので(当時4~5歳)、ドン亀!と罵られることに少しのサウダージを感じますが、のろまな亀なりに、日々進んでいきたいと思います。
でも、ウサギと亀の亀はやっぱり寝てるウサギを起こしてあげるべきだったんじゃないかと思うのです。
それが本当のスポーツマンシップだろう!と。
ではまた。
公演は25日まで続いてます。ぜひぜひ。
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