楽団日記

札幌で活動する芝居のエンターテイメント集団、                                  弦巻楽団の弦巻楽団による皆様のための日記です。

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ストレンジ カレンシーズ


昨日は最後の稽古でした。とある事情で睡眠不足と、美味しいハンバーグを食べた幸福感で引き裂かれるような状態で小屋入り前の最後の通し稽古をしました。

弦巻楽団とはまーったく作風が違う劇団ですが、根底に流れてるものには親近感を感じます。
先日解散公演を行なったANDの亀井君による作品にも、僕は一方的にシンパシーを感じてました。ああ、自分と同時代を生きてる人の作品だな、と。表現の文体は違えど、立ってる地平は同じ、と言うような。

黒色綺譚カナリア派の赤澤ムックの作品にはある種の呪詛が込められてます。現実に対する怨嗟、笑えるほどギリギリまで描かれた人間の羞悪さ、そう言ったものを鍋にぶち込んで煮込んで…突然、唯一無二の美しい風景に仕上げてしまいます。まるでペテンのように。あるいは、魔術のように。

今年の札幌劇場祭が終了しました。弦巻楽団は無冠に終わりました。残念です。悔しい!今年は盛り上がったのに、自分の力足らなさ加減が歯痒い。

それでも、「テンプテイション」を観て、応援して、批評してくれた皆さん、本当にどうもありがとう。あのメンバーで築き上げられたあの風景に、僕は誇りを感じもします。これからも精進します。あの先の風景に向かって。あの奥の魂に向かって。

そんな中、「ラブレス」に参加してくれた劇団パーソンズと劇団アトリエが札幌劇場祭新人賞を争いました。数あるエントリー?の中から受賞したのは劇団アトリエ!なんとパーソンズと一票差だったそうです。アトリエのみんな、おめでとう。パーソンズのみんな、惜しかったね。でもまた次がある!
なんか、後輩にあたる彼らの活躍を感じて、嬉しい様な、励まされる様な、焦らされる様なかんじです。俺もしっかりせな!

赤澤ムックも後輩にあたる演出家です。その昔、今から15年前に、僕が始めて劇場を借りて「商業的に」行った演劇ユニットの公演に、彼女はお客さんとして来てくれてました。そして、誰よりも長く客席でアンケートに感想を書いていてくれました。その姿を覚えてます。
その後、何度も芝居に主演で出演してもらったりしました。
その後のその後、彼女は東京で劇団を旗上げし、これまで走り続けて来ました。独特の世界観で確実に評価をあげて来ました。

そして、ここで一度劇団の活動を「停止(※解散ではありません)」させることにしました。そして何故か?僕に客演の声が掛かりました。ともに舞台に立つのはこれまた11年振りです。

東京での生活も早三週目。あっという間です。明後日には本番です。ぶるるるる。

件の公演では、REM(こちらも今年解散…涙)のストレンジ カレンシーズを流しました。最近思い出した様に聞いてます。東京に来るとREMを聞きたくなるみたいです。

時間の流れは不思議です。気がつけば15年、11年。取り戻せないものはたくさんあります。尋ねても答えてもらえないことも山ほどあります。REMの音は、そんなセンチメンタルな気分にジンワリ来ます。まぁ、仕方ないよ、と。励まされるというよりは、諦めを肯定してくれるような。そうして後ろ向きに流されてるとしても、僕らは結局前に前に漕ぎ出すしか無いんだと、ある小説の一説のそのままに僕の奥底に響ます。

明日も仕込みが続きます。明日のパラダイスアワーにはまたビデオレターで出演する予定です。乞うご期待。

画像は東京で暮らすシェアハウス。快適で劇団さんに感謝!

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