楽団日記

札幌で活動する芝居のエンターテイメント集団、                                  弦巻楽団の弦巻楽団による皆様のための日記です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ご報告

えー、公演から一週間がたち、やっと静養の日々が送れるかな…と思っても溜まってた雑事がなかなかそうはさせてくれません。ひー。明日は洗濯、メールそして税務署に行く、ここまでを午前中にこなす予定。出来るか?
いや、無理か。

えー、そんな訳でわれわれ弦巻楽団#12『音楽になってくれないか』がエントリーしていた札幌劇場祭がつい昨日閉幕、そして注目の大賞の審査・発表が行なわれました。
エントリー30作品の全ての品評が(1作品1分程度で)行なわれます。
そして、新人賞の後大賞選考。この時点で5本まで絞られました。なな、なんと、弦巻楽団の名前がそこにも!!

そして、そして、大賞の発表の前に特別賞が二つ発表されました。

「特別賞、脚本賞『弦巻楽団、音楽になってくれないか』」

全身の力が抜けました。もちろん嬉しかったからですが、大賞じゃなくて残念な気持ちや、苦闘を共にしたみんなへの安堵もありました。

と、言う訳で弦巻楽団は『脚本賞』をいただきました。
何の準備もしてなかったので写真も何も撮ってないんですが、ユーストリームなるもので放送されてたのでアーカイブに保存されてる模様です。興味のある方はそちらで舞い上がる弦巻&安孫子ペアをご覧下さい。

賞をいただけたことは正直嬉しいです。
観てくれた人に褒められたのですから、嬉しいに決まってます。褒めた、ってことは楽しんでくれた、てことですから。

今回は本当にピンチの連続でした。それを乗り越えられたのは本当に参加してくれたみんなのおかげです。
みんなで取った脚本賞です。
文字どうり。
だって、最後の台詞が加わったのはみんなでディスカッションしてでしたし。

弦巻楽団は本当にお客さんに恵まれた劇団だと思います。ずっと観てくれている方(特に鋭い方)はなぜ今回がピンチだったのか、きっと分かってしまったと思います。新たな出発、いやもっと言えば足元をもう一度見つめなおす、探し出す作業でした。稽古中も悩みに悩み、台本の仕上がりは遅れました。でも、「納得した脚本を」と待ってくれたみんなや、衣装の青さんのように「私の作業は何とかするから」と言ってくれたスタッフさん達のおかげで弦巻はやり切れました。日よらず、ごまかさず。
そして、本番に入ってからも、12ステージを見届けてくれたお客さんの声に作品は磨かれていきました。厳しいアンケート、暖かいアンケート、優しいようで残酷なアンケート。でも、本当にこの作品を我が事と捉えて、感じてくれてるんだとヒシヒシと思いました。
それは、この正直ヘンテコな台本、芝居だったからだと(今は、ですが)思えます。
『結婚式当日に新婦の漫才師時代のかつての相方(♀)が押しかけてきてドタバタ』と言うネタもあったのですが、魂を込められるかと言う純度で今回はやめました。正直、形の完成度ならそっちの方がスッキリ出来たと思います。

恵まれてるなあ、と思います。
もっと過激な作品は一杯ある。もっとこれ見よがしな絶望も破廉恥なほどの希望もある。
ハッキリ言って、「分かりやすい作品」をやって同時代としてのリアリティを獲ようとか、「ウェルメイドな作品」で他に無い独自性を打ち立てよう、なんて屈折は「分かりにくい」。
でも仕方ないんです。極論、これは趣味ではなく誠実さの問題だから。
それでも、「弦巻楽団だから」と来てくれるお客さんに、僕は励まされます。いまだに10年前の作品の再演を願ってくれる人がいる。子供が生まれたので、暫く見にいけませんが、手を離れたらまた行きます、とわざわざメールを下さる人もいる。その意味を噛み締めます。

審査員の方に痛い事も言われましたが、嬉しかったのは「演劇をやってるやってないに関わらず共感できる」と言われたことです。

僕らクラスの劇団で、12ステージやると言うのは今回の客席数から言ってですが、無謀です。
分かってました。でもやると決めてました。
原則として、作品さえ良ければ、見に来る人はきっと増えるはずですし。
仮に、がらがらの客席でも構わないと覚悟してました。(嫌だけど)
出演者より少ないお客さんでも。(嫌だけど)
しっかりとした良い作品を作る。再観や、知人に紹介したくなる。
12ステージ、確かに来てくれる人の数は後半増えていきました。劇的に!!というほどカッコ良くは無いですが、確かに、手ごたえを感じられるほどに。実は、前半5ステージの3倍近いお客さんが後半7ステージに来てくれました。

本当にありがとうございました。
気の効いた事は言えません。一般論しか出てきません。でも、それを大事にしたいと思ってます。
審査員の方含め、全ての観てくれた人に『ありがとうございました』です。

来年への励みと課題を同時に貰った気分です。
課題はハッキリしてます。「もっと良い台本」ではなく「もっと良い芝居」です!




いや、やっぱりね、大賞とりたかったですよ(泣)。
スポンサーサイト

 < 大人の夜 + 音楽になってくれないか > 

コメント

祝杯は同じく観覧席でも♪

本当におめでとうございます。弦巻楽団を信じて(大げさですが)、愛して、ついてきてよかった・・・そんな感じです。本当に嬉しく思います。
今回の作品で、初めて44年生きてきた自分の人生を振り返ってしまいました。あの時こうしていたら、今の私は・・・何て風に・・・
でも実は過去を振り返る作品に見えて、真意は未来に一石を投じることにあるのではないかと思うようになりました。
台詞に「今日がその限界ってことなんだな」というのがありましたよね。
本当に心を打つ、素晴らしい台詞だと思いました。
そして限界なんて自分が線引きしているだけのことだということを思い知らされたのです。
私はもちろんのこと、今、進路で悩み続けている高校生の息子にも勇気を与えて頂いて感謝です。本当にありがとうございました。
さてと、祝杯をあげましょうか?乾杯!!!愛すべき弦巻楽団 様♪

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

ありがとうございました。

本当に、いつもいつもありがとうございます。
勇気なんて・・・素晴らしいものを観客の皆さんに与えられてるのだとしたら、僕たちも嬉しいです。その反応に、声に、僕たちも確かな勇気を貰います。
また来年も色んな舞台を産み出して行こうと思います。
新たな弦巻楽団も、どうか応援、叱咤して下さい。
遅ればせながら、祝杯ありがとうございます。
こちらでも、ジンジャーエールでひっそりと一年を振り返りつつ。
良いお年を。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

Calendar

« | 2017-07 | »
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。