楽団日記

札幌で活動する芝居のエンターテイメント集団、                                  弦巻楽団の弦巻楽団による皆様のための日記です。

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往復書簡 十二月

お疲れ様です。
>
> 5日土曜日の14:00の回を観に行きました、○○と申します。
>
> アンケートを送らせていただきます。
>
>
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> <<<
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>
> ☆札幌学院大学の学生さんの公演スタッフ参加について。
>
> 参加していることは知っていました。
>
> 今日(観劇後ですが…)ブログも拝見しました。
>
> 本番が近付くにつれて『十二月組曲』をモノにしてくる感じ、
>
> とってもいいですね。
>
> はじめの方は恐る恐る?「混ぜてもらってます…」という雰囲気で、
>
> 読んでて違和感がありましたが、特に本番に入ってからは面白いです。
>
> コンビニエプロンと覆面、きれいにできてると思います。
>
> (オーダーメイドだったんですね)
>
> 残りの公演も楽しんでください。
>
>
>
> ☆『十二月組曲』感想
>
> 細かく入れ替わるシーンと音楽がよく似合ってました。
>
> クリスマスソングって、聴いていると、
>
> 無条件でいいことがありそうな予感がするとか、
>
> そんな自分に気付いて奥歯に力が入ってしまうとか、
>
> 複雑な反応をしてしまいます。それに振り回されながら観ました。
>
> 2000年、少し近い過去のお話。
>
> 確かに「ミレニアムだ」なんて大騒ぎしたけれど、
>
> 21世紀になったら劇的に何かが変わるって期待していたわけではなかった気が
します。
>
> 期待すべきじゃないと知っていた、と、思っていました。
>
> でも、鹿内さんが刺された直後の台詞を聞いて、
>
> う~ん、少しは期待していたな、と。10年も昔のことですけど。
>
>
>
> たくさんの人が出てきて、それぞれが自分の人生の主役で、
>
> 誰もが自分の思惑で動いていて、言葉に出さないことは伝わらなくて、
>
> 全体からは誰も大きな影響力なんて持ちようがなくて、
>
> だけど、誰かに誰かが救われている。
>
> 自分と自分の周りもこんな風なんだろうと思います。
>
> 誰かが、客席側から見ていたとすれば。
>
>
>
> ○お酒を飲んで寝てしまうシーンのパトラッシュ。
>
> 寝てる様子があどけなくて可愛かったです。
>
> 確かに、血統書がついてたんだろうと思いました。
>
>
>
> ○沼畑先生が彼氏の家の前で立ち尽くすシーン。
>
>  全部の中で一番好きでした。
>
>
>
> >>>
>
>
>
> 新世紀に対する高揚と、クリスマスを待ちわびる気持ちと。
>
> 期待して、自制して、抑えきれなくてまた期待して…
>
> 新世紀と違ってクリスマスは毎年ありますし、今年のクリスマスだってまだこれから。
>
> やっぱり、少しでも、もしかして、ささやかだけれど、誰かに、誰かと、誰かが。
>
> 置いてきたものを慈しむために、共にある喜びを分かち合うために。
>
> そういうクリスマスを過ごしたいな、と思います。
>
> しなやかでしたたかなハッピーエンド、素敵な舞台をありがとうございました。
>
>
>
> 今日の夜公演で折り返しましたね。
>
> あと3公演、皆さまお体に気をつけて。
>
> では。







○○様

お疲れ様です。
劇団弦巻楽団代表、弦巻啓太です。
十二月組曲、ご来場頂きありがとうございました。

アンケート、ありがとうございます。
全員で読ませていただきました。
パトラッシュの寝顔・・・あどけなく見えたなら嬉しいです。演出の力です。


もう10年経つんですね。
自分は時代とか世代とか「時間の区切り」にあまり意味を感じなかったのですが、
やはり2000年はある種の「境い目」になってたと、振り返ってみて感じます。
正確に言うと1999年までの内省的意識と、
2001年以降の社会的な意識の狭間で、
「何かが変わりそうな(根拠の無い)期待」がそれでも在ったような気がします。

クリスマスの高揚感、僕は大好きです。
進んで踊らされるタイプです。
大好きな映画の言葉を借りれば、
「・・・だからこそ、束の間の夢を。・・・醜い現実が僕たちを引き裂く前に。」

何かが変わる予感も、
何も変わらないと言う諦めも、
同じものに見える瞬間があります。
大切なものはどちらでもない。
なら、ワクワクしていたい、いよう。そんな想いを照準に組曲は作られました。


まだまだ課題もたくさん残る舞台でしたが、来年も良質な作品、表現をお届けしたいと考えてます。
果実も、組曲もタッチが違う舞台だと思いますが、次作「イクイノックス」もまた打って変わった舞台です。
それでも、しなやかな、したたかな、ソウルのこもった作品にします。
ご期待下さい。

ダンス・・・見てくださったんですね。恐縮です。
来年は僕が前面に出る機会がポロポロありますので・・・もし興味が湧きましたら・・・本当に期待せずにお越し下さい(笑)。

気が付けば今年も残すところ数日となりましたね。
遅い返信ですみません。
クリスマスは楽しく過ごせましたか?
すぐに大晦日、お正月ですね。あわただしい季節ですが、どうかお体に気をつけてお過ごし下さい。

それでは。





~~~



おはようございます。

お返事ありがとうございます。嬉しいです。



2回目を観てから、(弦巻注:○○さんは二回観劇してくれてました。)

イブに古田さんが引き金を引いたのかどうか、

しばらく迷っていたんです。

引いたのに壊れていたのか、撃たなかったのか。

悲しいことがあったときのつらさを、そのときのまま取っておくことはできないと思うんです。

時間が経つにつれて、悲しいことがあったんだ、つらかったんだ、

その事実だけが塊のように胸に留まって、消すことも忘れることもできない。

思い出せばそれだけ、温度は下がっていくのに。だから、その温度を憎しみに振り替えてしまう。

美保さんが何を言っても、きっと許すとは決められなかった。

「自分が」許したんだと思うことには耐えられない、たぶん、わたしなら。

今は、ピストルは本当に壊れていたと思っています。

このことはクリスマスの贈り物的奇跡だった、と。



クリスマス、楽しかったですよ。

そう、実家のお仏壇と神棚の両方にクリスマスケーキがお供えしてあって

ちょっと笑いました。六花ちゃんとお父さんの確執を思い出したりして。



来年も『イクイノックス』の楽団ソウル、期待しています。

個人的には、冬の夜中・朝方が好きで、つい寝られないでいるのですが…

公演に向かって昼間が長くなってくるのが今から楽しみなような。








弦巻 追記 ※ 12月31日 AM01:00

本当に、ありがたいことです。
弦巻楽団はとにかくラッキーな劇団だと思いますが、中でもやっぱり、お客様に恵まれていると感じる瞬間があります。
いよいよ2009年最後の日となりました。
僕も冬の朝が好きです。夜明けの、澄み切った、どこまでも続く水色の空。
冬至も過ぎたし、これから一日一日と日が長くなってきて…『イクイノックス』に繋がっていきます。
それは善と悪、憎しみと愛、悲しみと喜び、
忘れられないことと思い出せないこと。
赦すこと。
償うこと。
相反する感情が等価で鬩ぎ合う瞬間の物語、そのイメージです。

時間があれば年内にもう一度更新したいと思います。

終わりよければ全て良し、皆様、良き大晦日をお過ごし下さい。
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