楽団日記

札幌で活動する芝居のエンターテイメント集団、                                  弦巻楽団の弦巻楽団による皆様のための日記です。

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十二月組曲、最終日

終楽章がいよいよ差し迫って参りました、弦巻楽団#10『十二月組曲』。
お客様にも恵まれ、不況だ不景気だと観劇人口の減退を嘆く声も飛び交う中、無事、5日目まで盛況に公演を続けて来れました。日曜日は会場の外まで笑い声が響く、俗に言う「うねり」まで起きた公演となりました。ほんと、お芝居はお客様と一緒に生み出すものです。痛感しております。前回公演のご挨拶でも述べましたが、本当にお客様に恵まれた劇団だと思います。初めて客演された怪獣無法地帯の棚田さんがアンケートの回収率の高さに驚いていましたが、全て、しっかりと読ませていただいております。賛否両論が渦巻く今公演も、明日で千秋楽です。

小さな、ささやかな感情を扱ったこの群像劇がどのように受け止められたか、非常に気になるところです。

棚田さんに「昔の弦巻君の作品はドロドロしてたよねー」と言われました。
確かに。否定は出来ません。じゃあ弦巻がスッキリしたかと言うと、そんな訳ではありません。
悟ったわけでも、諦めたわけでも、考えないようにしてるわけでもありません。

悲しみも絶望も虚無も、ドロドロと膿みのように心の底に今も沈殿しています。

そして、何も隠してるつもりもありません。

たとえば、人によってはバンプ・オブ・チキンに「ソウル」を感じるように、
僕は山下達郎の完成された、クリーンな音に「ソウル」を感じます。

カート・コバーンの旋律に悲しみを読み取る人がいるように、
僕はバカラック、ルグラン、エリントンの旋律に悲しみを発見します。

12月が来るたびに、ちょっとだけ悲しく、ちょっとだけワクワクします。
街を歩くだけで、「特別な気持ち」になり、何かが起こりそうな予感にちょっとだけ包まれます。
きっと、この12月の札幌のあちらこちらに、今作の登場人物のような人々が恋をしたり、祈りを捧げたり、思い出にとらわれながら駆け回ったりしてることでしょう。僕や、あなたと同じように。
そんな物語を、そんな彷徨える魂に向けて、エールを送るように書きました。
小沢健二の「戦場のボーイズ・ライフ」を150回くらい聞きながら。

明日で最後です。
お時間があれば、是非劇場で、登場人物たちと一緒に恋をしたり、祈りを捧げたり、思い出にとらわれながら駆け回ったりしましょう。僕らが寄り添い合う喜びと恥じらいのリズム、それはきっとワルツ!
なんてね。
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