楽団日記

札幌で活動する芝居のエンターテイメント集団、                                  弦巻楽団の弦巻楽団による皆様のための日記です。

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札幌座 pit 「ブレーメンの自由」

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弦巻が在籍する『札幌座』の新企画『札幌座pit』のお知らせです。
この2ヶ月、弦巻はこの作品にかかり切りとなっていました。
実は公演まで2週間を切っております。
音楽にチーフディレクターの斎藤歩氏を迎え、ガシガシと作っております。
札幌座初参加となる若き札幌演劇人がどんな存在を見せるのか、非常に注目です。
主演の宮田圭子さんの今までに無い一面が見られるのも、見所となっています。

『ブレーメンの自由』

作/Rainer Werner Fassbinder
翻訳/渋谷哲也
演出/弦巻啓太
上演日程:6月25日(火)~30日(日)
会場:シアターZOO

※6月29日(土)14時公演終演後に、『ブレーメンの自由』演出の弦巻啓太と本作翻訳者の渋谷哲也氏によるアフタートークを行います。
[ゲスト]
渋谷哲也(東京国際大学准教授・ドイツ映画研究)
弦巻啓太(札幌座ディレクター)


19世紀初頭ドイツブレーメンで実際に起きた事件を
R・Wファスビンダー監督が戯曲化した衝撃作!!

工場経営者の妻ゲーシェは、夫ミルテンベルガーに日頃から家畜のように扱われていた。ある日、ミルテンベルガーが急死し、ゲーシェは夫の友人ゴットフリートと暮らし始める。恋人との同棲を非難する母親を毒殺し、別れ話を回避しようと我が子に手をかけ、逃げようとする恋人を毒殺する。愛に執着しながらも自由を求め続けるゲーシェの最後とは・・・。毒殺魔と呼ばれた主人公ゲーシェ役に宮田圭子、彼女を取り巻く男たちに様々な客演を迎えてお届けする札幌座Pit初の舞台。


[キャスト]
宮田圭子  佐藤健一  弦巻啓太  高子未来  山本菜穂
温水元(満天飯店)  深浦佑太(ディレバリー・ダイバーズ)  明逸人  櫻井保英(yhs)
井上嵩之(劇団しろちゃん)  上西佑樹(劇団ぱるふぇ)

[音楽]
斎藤 歩


会場:シアターZOO   
 
[開演時間]
6/25(火)19:00
6/26(水)14:00 / 19:00
6/27(木)19:30
6/28(金)19:30
6/29(土)14:00★
6/30(日)14:00

★・・・終演後、演出の弦巻啓太と本作翻訳者の渋谷哲也氏のトークショーがございます。
※開場は開演の30分前
※座席状況により、開演後のご入場をお断りする場合がございます。お早めにご入場ください。


チケット料金(全席自由・税込) 前売当日共通
一般
2,500円
★学生
1,500円
★高校生以下
1,000円
★印は北海道演劇財団のみ取扱い(公演当日は学生証の提示が必要です) 
※未就学児のご入場はお断りさせていただきます。
 
チケット取扱い
(一般)
ローソンチケット  0570-084-001 [Lコード:15081]
大丸プレイガイド  011-221-3900

(全種類)
北海道演劇財団
TEL:(011)520-0710

<お問い合わせ>
北海道演劇財団 札幌市中央区南11条西1丁目ファミール中島公園1F
TEL:011-520-0710


御予約はtsurumakigakudan@yahoo.co.jp
でも前日の24時まで受付致します〜。
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自由への代償

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札幌座pit『ブレーメンの自由』、一昨日初日を開け、昨日までで3ステージ終演しました。今日で早くも折り返しです。

本番に入っても「しんどい」作品です。昨日の1日2ステージはそう言えば稽古でもやったことがなく、終わった後どっと疲れが…。バスソルトを沈めた風呂に入ったら、バタンキューでした。主演、出ずっぱり、鼻をかむ暇もないゲーシェ役の宮田さんには本当に頭が下がります。
楽屋では未だに演技について、この作品について、89年のパリーグについて、熱い激論が交わされています。
「人生や人間の『分からなさ』をそのまま舞台に上げる」と言うのを命題に取り組んでます。
これがとても難しいのです。なぜなら多くの役者は、自分の役を「共感」したがるからです。
難しい問題です。こうした作品、外国の戯曲に取り組むとき必ず立ちはだかる命題です。
ですが、逃げずにそこに立ち向かいさえすれば、
複数の人間で表現される「演劇」の良さが、その意義が、必ず表れてくれるのだと思います。
ぐるーーーっと回ってピーター・ブルックの「何もない空間」にまた戻って来た気がします(3周目)。

たくさん感想を頂いています。そのうちのいくつかを。

北海道新聞、加藤記者のブログ「シアターホリック」
http://theater-holic.seesaa.net/article/367513687.html

コンテンポラリーダンスの指導等をなさってる渡部倫子さんのブログ
http://ameblo.jp/michiko-w/entry-11561405393.html

ドゥヴィーニュ 仁央さんが編集長を務める「フリーペーパーWG『なぜか笑えたブレーメンの自由』」
http://www.freepaper-wg.com/archives/7958

皆さん、本当にありがとうございます。

出演者の明さんが「お話は分かり易いのに『考えちゃう』作品だよね。」と言ってましたが、とても的を得た評だと思います。話はメロドラマで、展開も納得いくのに、その行き着く先が釈然としない、謎を突きつけてくる。
日頃指導してる高校生達が観に来て、「面白かった!」と言ってくれました。ほっと胸を撫で下ろしてます。
でも、痛い言葉も頂いてます。
その言葉の意味は充分分かりました。だからこそ、取り組まなくては、とも思いました。
また別に、「お客さんは馬鹿じゃないよ」と、勇気づけられるような、釘を刺されるような感想も頂きました。
ドキッとしました。
そう、何の哲学も無しに「共感」にすり寄ってしまったら、日和ってしまったら、すぐに見破られてしまう。「共有されやすい結論」を拒否すること。そこに勇気を持って踏みとどまること。
まだまだ、日和る訳には行きません。

今日(27日)も19時半開演。
これからのスケジュールは
28日19時半開演
29日14時開演 ※完売
30日14時開演
となってます。

御予約、tsurumakigakudan@yahoo.co.jpで承ります。
お待ちしておりますー!

※29日14時の回の前売り券は完売致しました。当日券は客席の状況
を見て若干数販売致します(しない場合もありますご了承下さい)。

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こんな舞台になってます(仕込み経過)。

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楽屋で温水さんによるスーパープレゼンテーション。

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昼ステージ終演後、おねむの最若手、上西。

切った張ったの毎日でござる。

    IMG_9169.jpg

おかげさまで37歳になりました。おめでとうメッセージをくれた皆さん、ありがとうございます。本当に感謝です。
週に一度行なわれている弦巻楽団『演劇研究講座』、その『演技講座』の先週回では嬉し恥ずかし、サプライズケーキを頂いてしまいました。嬉しかったです。恥ずかしかったです。ケーキがしまってある冷蔵庫を弦巻が開けた瞬間みんな「しまった…!」と内心ガッカリしたそうですが、節穴だけで出来ている弦巻、期待通り全く気付きませんでした。

『演技講座』は新たに2名参加が決まり、全員で8名となりました。8月の発表公演(通称1学期公演)の会場や作品もほぼ決まり、いよいよ本格的な稽古に入ります。『脚本講座』は参加者2名(!)と、当初考えた以上にマンツーマンな講座となっております。今日その5回目がありました。その甲斐(?)あってかなり濃い内容になってます。今日は約2時間、受講生とプロット作りをしておりました。ここから1時間程の脚本にしていきます。多分後2回くらい、仕上げるまでに大きな壁にぶつかると思います。しかし、今の受講生のモチベーションの高さから、必ずや越えてくれるんじゃないかと弦巻は思ってます。

どちらも、これからでも参加可能です。詳しくは前の記事をご参照下さい。
演技講座、脚本講座、どちらも初心者から参加オッケーです。

先月の記事からこのひと月、DJをやらせてもらったり、自転車で小林峠を越えたり、山に登ったり、10年来の友人の結婚式に出席したりしていました。

37になって新たに心に誓ったことは「身体を張る」と言うことです。
具体的にどう言うことか、一言では言えませんが、「身体を張ろう」と。
自分は現在楽団の代表であり、シアターZOOのディレクターであり、講師であり、脚本家であり、演出家です。もちろん、沢山の人と関わります。なんせ37ですから、少しばかり「責任」なんてものも感じてます。

この痩せた、しかも最近弛んできた身体で何を張れるのか。いささか自信が無いですが、他に張れるものもなし、腹をくくってやっていこうと思います。27の時は、何の根拠も計画も無いまま「10年後はもう少し楽していたいなあ」と考えていました。今思うと、かなり大きな節目となった年なのですが、「ならもう少し何か計画立ててやれよ」と突っ込みを入れたくなります。ただ、あの頃は目の前のこんがらがった問題を、なんとか解きほぐそうと、それだけで精一杯だった時期でした。本当に、それ以外の余裕なんてこれっぽっちもありませんでした。
なので、「もう少し楽したいなあ」と言う楽観も、それなりに深刻な願いだったような気もします。
でも10年経って、37にもなって、「楽」どころか、「身体を張らねば」ならないのだなあ、と諦め半分、覚悟が半分の今日この頃な訳です。ひいひいふう。

そんな弦巻が身体を張ってるのは札幌座pit『ブレーメンの自由』です!

ドイツのファスビンダーに挑みます。
4月からワークショップを開始し、5月からかなりみっちり稽古して来ました。
今回は「札幌座」ではなく「札幌座pit」です。これはいつもの札幌座とは違ったタイプの作品に挑もう、と言う企画になります。作品だけでは無く、座組や公演の形態そのものをいつもの「札幌座」とは違った公演にしよう、と言う訳です。そんな訳で、今回はワタクシが演出を務め、「アンチテアター」の一員だったファスビンダーの戯曲に、札幌座初参加となる役者を多数巻き込んでの公演となります。
ファスビンダーを知ったのは10年以上前、フランソワ・オゾンの「焼け石に水」と言う映画ででした。この作品の脚本が、ファスビンダーが若き日に書いた未発表戯曲だったのです。

メロドラマのようでありながら、通常のドラマにあるような「起承転結」や「因果応報」な展開はありません。
しかし、人間や人生においての紛れもない一面が、正直に描かれた作品です。

稽古の様子をアップ使用しようと思いながら、気がつけば本番まで2週間を切ってました…!!
(次の告知記事からアップします!)

誕生日を迎えた数日後、弦巻は階段から落ちました。後から振り返っても何がどうしてそうなったのか全く分からないのですが、あっと言う間に尻から階段に落ちてました。目から星が出ました。しかも生徒の前で。泣きたい。これが37の身体かと、3日たっても筋の痛い弦巻は愕然とします。
こんな身体でも張らねばならんのだなあ、と改めてしんどそうな30代ラスト3年間ですが、なんとか駆け抜けようと思います。ずるずる。

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DJセット。弦巻が使用してるのは実は左手前のiPhoneのみ…。

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「演技講座」の初回の風景。新美南吉の戯曲を上演してみてます。

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「脚本講座」の前回(4回目)。エピソードを並べてプロットを精査しています。

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友人の結婚式。デザートがビュッフェ形式でした。久し振りに会う友人達の変化に、驚愕…。

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つい昨日、行って来ました。#16「テンプテイション」の美術を手がけて下さった杉吉貢さんの個展『墨線遊戯』。

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ブレーメンの自由。全キャストです。

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