楽団日記

札幌で活動する芝居のエンターテイメント集団、                                  弦巻楽団の弦巻楽団による皆様のための日記です。

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2011最後の更新。 誤/娯楽回顧 男優編

そんな訳で大晦日な訳ですが、割と穏やかに年を送っている所です。
来年はいよいよ年男(!)なんで、節目にしたいなあと今はぼんやりと考えてます。

年を越してしまう前に、カナリア派「誤/娯楽」をキチッと振り返っておこうと思います。
書かないと、どうせいつか忘れてしまう僕のためにも。
前回予告したように共演者陣について触れていきたいと思います!
粗相を犯し、足を引っ張る弦巻を暖かく、時に厳しく、時に厳しすぎる扱いで見守ってくれたみんな!
今回は男性編。あー、写真で見ると既に懐かしい~。

芝原君
黒色綺譚カナリア派の良心(の筈だったのに…)、黒一点、芝原弘。
非常に社会性のある、礼儀正しい常識人。稽古も劇団の業務も手を抜かないプロフェッショナル。演技の集中力と機転の利き方が素晴らしく感心しきりでした。劇団でお姉さん達に囲まれ、こきつかわれ?いろいろな業務をこなす雰囲気からMっぽいかと思えば、後半加速していった「弦巻いじり」でもっとも残忍性を発揮した底の見えない人。普段礼儀正しいMな人ほど容赦ないSへと転化する、と言う弦巻の持論が補強されました。写真は出会ったその日、弦巻のシェアハウスまで布団を運んでもらってる途中の中華屋。「良い人だな~エライな~ちゃんと客演だからと思ってるんだなあ~」と感動してたら、後日小屋入り後、「今なら俺運ばないわ~」と衝撃の発言を残す。
彼が本番中も楽屋に戻って来ては劇団業務をさくさくこなす姿は衝撃的でした。
こんな劇団員がいる赤澤は幸せだなあ、と心から思う。

サプラーイズ
本番3日目、誕生日を迎えマチソワ間の稽古中にサプライズケーキで祝福された京都・悪い芝居の山崎彬。
僕と相対する「役人」役。力強くドッシリした演技で「誤/娯楽」の芯を見事に演じました(一番最後に稽古に合流したのに!!)。本当に頭の回転が早く、かつ周囲の空気を上手に読むその繊細さに座長としての懐の深さを見ました。いついかなるときも「笑い」に発展する種を見逃さず、場を明るくしてくれる存在でした。僕の失敗も「誤摩化せたかな…」と思ってると必ず彼に見つかりました。
読解力があり、脚本の本質を掴むのが早く、「誤/娯楽」と言う物語をより開かれた舞台にした功績は彼の存在・演技が大きいと弦巻は思ってます。

ハリケーンディスコ
弦巻と同い年、福岡の(現在は上京)ハリケーンディスコと言う劇団の江崎穣。
年が同じと言うことでキン肉マンに始まり数々のマンガや芸能の「同世代トーク」で弦巻の心の拠り所となってくれた人。赤澤が舞台を見てスカウトしたと言う位、演技の凄みが光る役者さん。今回「下男」役の、彼の堪えに堪えた後の切れっぷりに度肝を抜かれたお客さんは多いでしょう。
普段は寡黙で落ち着いた存在、弦巻が調子に乗るとたしなめてくれたのも彼。
ハリケーンディスコでは女装したりする江崎さん。今回の男気溢れる演技(あの女優の足のなめっぷり!)からは想像つかない、引き出しをまだまだ秘めた存在。
なんせ写真で着てるフリース、お気に入りなのか何故か色違いまで持ってました。
これ → 色違い


加藤文也
今回が初舞台、普段はモデルとして活動してる身長185㌢、加藤文也。
女優の山下さん以外とまっっっっっっったく絡まない彼。そして15㌢の高下駄を履かされた彼。
初めは緊張してたみたいで自分からあまり喋らなかったが、段々と打ち解けると非常に子供のようになついて周囲を和ませてました。「大人の社会性」と、好奇心旺盛な「素直さ」が危ういバランスで存在する(故に)魅力的な若者。この力一杯ピースの写真でその魅力が伝わるんじゃないかな…。
偉そうな物言いだけど、このまま成長して欲しいなあ。勉強熱心で、その腐らずに稽古に励むひたむきさが印象的でした。臆病な部分と、勇気ある部分が共存する今のうちに沢山の人に見て貰いたい役者さん。
聴いてる音楽が80~90年代の物ばかりの奇特な若者。ワンズやフィールドオブビュー、他にもXやLUNA SEAが流れて来たら大体彼のプレーヤーでした。「この時代の音楽の方が絶対ええですもん」

福原冠
オーディションを経て出演したフリーの役者、福原冠。まともで、常識人で、賢く落ち着いてるようでありながら一番底の読めない役者。一番ぶっ飛んだアイディアやファンキーなことを口にするのが彼。それでいて、演技はひたすら熱心に、真摯に取り組んでいました。誰より台本を長く開き、誰より長く舞台に居続け、完全にあの「誤/娯楽」と言う世界に(役の通り)闖入した旅人になってました。
時にDJもしたりするらしく、芝居以外の話も盛り上がりました。特に音楽の話が出来て嬉しかった!
なかなか真意の見えない彼、打ち上げでも盛り上がる30代に遠慮してか20代組はおとなしめだったのですが、徐々に疲労で意識の飛ぶ姿と、マイクを振られると一気にテンションが上がる彼のオンオフの切り替えが弦巻はツボでした。
眠いよ
眠くなった福原冠(中央奥)。

いけないいけない
眠気と闘いつつ赤澤の歌に「聞いてます」と言う表情をキープする福原冠。
(二つとなりは沈没する片桐はづき)

ぼー
完全に魂が飛んでる福原冠。

は!
「いかん!」と水を飲んで意識を再び取り戻す福原冠。


次は年明けになっちゃうけど女優+ラジオ編。

あと一時間を切りました、2011。
なんと言っていいか分かりません。
一つだけ分かるのは、何も変わっていないと言うことだけです。むしろ状況はより熾烈に、戦いは過酷となっていると言うことです。なにに、どう戦うのか。僕は10年前、ちょうど10年前、「戦わないこと」を一つの指針としていこうと決めました。その選択が、言葉が、本当に有効な物なのかどうかを今一度考え直しています。出来ることを全てやっているか、何一つ後ろめたいことは無いか。逃げてないか。抱え込んでいないか。
僕はずっと考えてます。その逡巡が今年の「死にたいヤツら」であり、「SWEET SOUL」であり、「ラブレス」であり、「テンプテイション」でした。
本当に、沢山の応援、観劇、ありがとうございました。

来年も色々とやります。
劇団公演は勿論、客演も、そして2月にはあの!皆さんお待ちかねのイベントも!!!
エレガントに、しなやかに、時に厳しく、弦巻楽団は続いていきます。
良いお年を。
2012年もよろしくお願いします。
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札幌帰還。黒色綺譚カナリア派『誤/娯楽』17ステージ終了。

    初日乾杯

メーリークリスマス!一日遅れで!
札幌はすっかりクリスマスムードですね(でしたね)。毎年毎年言ってる気もしますがクリスマスソング&ムードが大好きな弦巻は百貨店をうろつくだけでテンション駄々上がり。考えてみたら、渋谷の町も表参道もクリスマス商戦華やかな感じだったのですが、こんなに気分が盛り上がらなかった。やっぱり自分の中に「クリスマス=ホワイトクリスマス」的な基礎感覚が根付いてるんだな、と改めて理解。一ヶ月ぶりに降り立った札幌駅周辺はイルミネーション&雪ですっかり別世界になっていました。ささやかな浦島体験でした。うーわー、帰って来ちゃったんだなあ。

そんなわけで、過ぎてしまえばわずか一ヶ月、34日間の東京生活を終え、先週の火曜日札幌に帰って参りました。駅に着いたその足で「パラダイスアワー」の年内最終放送に向けてスタジオに直行。留守を務めてくれていたウェイヴィジョン上田・熊谷・寺地の3人も交えわいわいとお送りしました。

放送中何度も繰り返してたけど、東京生活ですっかりいじられるのに慣れてしまい、あまり自分から話す気力が湧かない(!)と言う事態も。いやあ、やっぱり人間環境って大事ですね。上田君からも「なんか優しくなりました?」と言われたけれど、それは普段の表情の口角が上がったのです。なんせしじゅう笑顔を張り付かせていた役だったので。ちょっと頬の辺りの筋肉がついた気がします。単に顔が太っただけかもしれませんが…。
痩せてやる!と意気込んだ東京生活、まあ何もしなくても食生活が質素になるだろうから痩せるだろう、と高をくくっていた東京生活、見事に太りました。全然痩せてません。確実にお土産を胴回りにぶら下げて帰って参りました。体重計に乗るのが怖いです。未踏の60㌔台に突入してるかもしれません。ぎゃー!あああ、差し入れで頂いた甘い物が美味し過ぎたせいだ!近所のお弁当屋の「あたたかいおかずの店もっくもっく」の揚げ物弁当が常に冷めてたけど大盛りだったせいだ!深夜にパスタばかり食べてたせいだ!

そんな東京生活をエンジョイしながら、沢山のお客さんに囲まれ、応援されつつ黒色綺譚カナリア派『誤/娯楽』は無事18日の千秋楽を迎え、全17ステージを終えました。観に来てくれた皆さん、本当にありがとう。久々の役者に専念する弦巻はいかがだったでしょう?

凄い役者ばかりでした。劇団員の5人は勿論、全国から集まった客演陣も、オーディションを勝ち抜いて出演の座を奪った客演陣も、本当に凄かった。弦巻は最年長でありながら本当に足を引っ張ってばかり。ついていくので必死でした。段取りを忘れたり、失敗したり、小道具を倒したり…そんな僕の活躍は共演者の片桐はづき(箱庭円舞曲)さん
この右端の人→ 片桐さん
彼女のブログでご確認下さい。
片桐はづきブログ『だから、折れないって言ってるじゃないッ!!』こちら

まあ確かに知れば知るほど折れなさそうな彼女。
弦巻の妹役だった彼女。見事な小悪魔を演じたその芯の強さ、表現の幅広さにすっかり感服してたのですが、黒色綺譚カナリア派には過去にも出演歴があり、今回も客演の声がかかっての出演と勝手に思っていました。ところが打ち上げのさなか、その彼女がオーディションを経ての出演であり、しかも「自分から」出演オーディションに申し込んで来たと知ったときの衝撃。参っちゃいます。次元が違う。こんな上手な役者さんなのに?!そしてそれでいてこの根性?!

他にも一人一人、みんなが個性的で魅力的でした。ちょっと膨大な文章になるので今後二人づつくらいで紹介していきます。

沢山の感想を頂きました。好き/嫌いは分かれるお話、演出、世界観だと思います。でもこの密度と強さは勉強になりました。自分との筆遣いの差は感じましたが、描こうとしてる魂、みたいな物は凄く共感出来るものでした。
美術も圧倒されましたが、僕的には照明と音響!いやあ、やり切っていた。照明なんて仕込みの時「これだけ?!マジで?!」って不安になったもの。勿論、僕の頭が古く偏ってただけだったのですが。あれだけで、いやあの劇場にあの脚本世界だからこそ、あの投光器と電球二つの照明が意味を持ち、深い陰影を作品に与えてたんだと今なら分かります。そして音響!あのフリーダムの様で考え抜かれた音声の配置!そう考えると、演出の赤澤の方法はトリッキーでもなんでもなく、ごく真摯に、作品世界を磨き強化するための物だったのだと気付きます。赤澤のプロとして闘って来た年月の厚みを感じた瞬間でした。

あと一週間もしないで2011年も終わりますが、弦巻は今年で一番穏やかな気分になっています。
今年も色々あった。嬉しいこともあったけど、やっぱり悲しいことや悔しいことや絶望することの方が多かった気がします。それでも、ケニー・ランキンのクリスマスソングを聴きながら街を歩くと、「もう、良しとしようや。」と肩を叩かれた気がします。どうしてかなんて分かりません。でもどうやらそう言う性分のようです。

少しだけ東京回顧、続きます。

弦巻啓太『出演』!情報

黒色綺譚カナリア派の『誤/娯楽』に出演致します!!!!!!!!!!!!


不思議な縁に導かれ、私弦巻、東京で活躍中の独特の美学と演劇魂溢れる劇団、黒色綺譚カナリア派に出演させて頂きます。ただいま帝都東京で絶賛稽古中。東京砂漠を流離いながら役者として修行を積んでおります。

今回が活動停止公演となるカナリア派。僕以外にも全国の活躍中の演劇人が参加しており、刺激溢れる現場となってます。青森から劇団野の上の山田百次さん、
京都の劇団悪い芝居の山崎彬さん、福岡劇団もっと『演劇はいつでも3Dじゃねえかと叫ぼうの会』ハリケーンディスコの江崎穣さん、などなどなんと主宰が五人も!集まる修羅な現場となってます。

絶対注目なこの舞台、ぜひ東京まで足をお運び下さい!お知り合いが関東にいらっしゃる方はぜひオススメを!

こまばアゴラ劇場 2011秋冬の提携カンパニー
黒色綺譚カナリア派 活動停止公演 

『誤/娯楽』
作・演出/赤澤ムック


12月8日(木)~18日(日)@駒場アゴラ劇場

【タイムテーブル】
8(木) 19:00 
9(金) ☆14:00  19:00 
10(土) 14:00  19:00 
11(日) 14:00 
12(月) 19:00 
13(火) ☆14:00  19:00 
14(水) 19:00 
15(木) ☆14:00  19:00 
16(金) 14:00  19:00 
17(土) 14:00  19:00 
18(日) 14:00 

【チケット】

全席前売・当日各3000円(税込)
※☆は前売・当日各2800円


【出演】
牛水里美 山下恵 芝原弘 中里順子 赤澤ムック 
(以上黒色綺譚カナリア派)

弦巻啓太(弦巻楽団・札幌)
山田百次(劇団野の上・青森 [声の出演])
山崎彬(悪い芝居・京都)
江崎穣(もっと「演劇はいつでも3Dじゃねえかと叫ぼう会」ハリケーンディスコ・福岡)

片桐はづき(箱庭円舞曲) 福原冠 加藤文也



【あらすじ】

その山には、化け物が棲みついていた。
最も近いこの村から、毎年1人化け物の世話係を出さねばならない。

ある年、山から帰った娘を、母は家の柱に縛り付けて言った。
「来年も、この娘をお山に出せばいいじゃあないの」


黒色綺譚カナリア派のHP
http://www.kokusyoku.com/http://www.kokusyoku.com/

ご予約はこちらから!
http://www.quartet-online.net/ticket/gogoraku?m=gaaghbc
千秋楽のチケットが残部僅少となっております!お早めにお求め下さい!
東京に親戚縁者演劇仲間観劇友達がいらっしゃる皆さん!

全てのものごとには終わりがある。



活動停止公演千秋楽が間もなく始まります。おかげさまで満席で賑わってお届け出来そうです。ぶるぶるぶるぶる。昨日の公演は遂に「とっておき」のギリギリシートが発動したんですが、その客席の近さたるや!匂いまでお届けしてしまいそうな至近距離で『誤/娯楽』を堪能して頂いております。

昨日は更に演出の赤澤ムックが誕生日と言うことで、マチネ、ソワレそれぞれ趣向を凝らしたサプライズ(?)が催されました。協力して下さったお客様、本当にありがとうございます。楽しい、シュールな(?)一幕となりました。赤澤の目に涙が浮かんだとか浮かばなかったとか…。

さて本日はいよいよ千秋楽公演です。劇場に向かう道すがら、この東京DAYSの間、着いた時、小屋入りの時など折々に触れてお参りしていた永福神社に立ち寄ってきました。最後まで、全員で走りきれるように手を合わせ。しかしこちらの神社には必ず猫がいるんですが、決まりでもあるんでしょうか?

いよいよ千秋楽公演が始まります。あと一回で本当に最後です。二時間もたたぬ内に、あのオープニングが始まってるはずです。ぶるぶるぶるぶる。

週末崩れるとの予報も完全に外れ、気持ちの良い快晴です。やったね!晴れ男だからね!
皆様、良い休日を。そして観劇を予定されてる方、特にこまばアゴラ劇場へお越しの方には、消えない爪痕が残らんことを。どうか、この活動停止の傷が刻まれ、いつまでも確認できるものとならんことを。

14ステージ終了。


井の頭線で電車を待ちながらこの文章を書いてます(フリック入力だけどね!)。そんなこんなで気がつけば黒色綺譚カナリア派『誤/娯楽』もあっという間に開幕して一週間が経ち、14ステージを昨日終えました。休演日なしの怒涛のスケジュールも、今日これからと、明日の千秋楽で終わりです。マチソワ三連ちゃんと言う未体験の境地も、心配したのどの調子もなんとか切り抜けられそうです。

座組に馴染めるかしら…と思っていたのもはるか昔、すっかり楽屋でいじられまくっております。(誰か共演者のブログを見て下さい)
しかし、自分がこんな粗忽者だとは全然(嘘)知らなかった!いやぁ、上手い役者だとは全然思ってなかったけど、こんなに段取りをウッカリしてしまう人間だったとは。お客さんに気づかれるようなミスはしないが(ちょっと嘘)、こんなだったかなぁー、決められたことだけはちゃんとする人間だったと思ってたのになー、と、老いた、或いは緩んだ自分にガックリ来ております。

そんな老兵の落胆とは別に、作品はハッキリと大好評を頂いてます。おかげさまで今週になってからは満員御礼の旗が上がり続け、今日明日の前売り券は完売しております。赤澤ムックの磨き上げられた、黒光りし屹立する呪詛の塊、それでいて、ストレートな愛の物語が少なからぬ波紋を及ぼしております。ここ、井の頭線駒場東大前から。

と書いてる内に駅に着きました。今日も昼夜二ステージです。超満員です。当日券お求めの方は、ぜひお早めに。

気がつけばこちらでの滞在も一月を越えました。シェアハウスにも新しい住人がやって来ました。しかも札幌出身でもと演劇経験者でした。世界は狭い。そして広い。

本番入りましたー。


予想してたとはいえ、小屋入りして仕込みが始まればあっと言う間、先週の木曜日に初日を明け、今日までに怒涛の7ステージを終えました。
日毎日毎に表情の変わる今公演、段々と輪郭がくっきりして来た気がします。僕自身まだまだアップアップ、失敗も多く最年長として率先して(?)いじり倒されております。ぶーひー。

周りの役者達の意識の高さ、思慮の深さに感心し、参考にしつつ吸収しようと奮闘しています。
初日には「ありえん!」と言われたミスも2日目以降回避し、だのに他の所でポロポロと。今日なんてアレが倒れてしまったり!あーあー。上手くつなげれたと思ったのに、共演陣からは「めっちゃ慌ててて不自然だった!」と言われる始末…。ちくしょー!

東京生活も実はあと一週間!早いもんです。残り10ステージ、爪痕を残すつもりで頑張ります。

今のところ約一名アンケートに「札幌の役者さんが気持ち悪かった」と書いてくれました。
僥倖、僥倖。

最終日のチケットが完売となりました!
週末からほぼ満席が続き、土曜日には「満員御礼」の旗が掲げられました!
活動停止公演、見ないと損ですよ!御予約はお早めに!!

ストレンジ カレンシーズ


昨日は最後の稽古でした。とある事情で睡眠不足と、美味しいハンバーグを食べた幸福感で引き裂かれるような状態で小屋入り前の最後の通し稽古をしました。

弦巻楽団とはまーったく作風が違う劇団ですが、根底に流れてるものには親近感を感じます。
先日解散公演を行なったANDの亀井君による作品にも、僕は一方的にシンパシーを感じてました。ああ、自分と同時代を生きてる人の作品だな、と。表現の文体は違えど、立ってる地平は同じ、と言うような。

黒色綺譚カナリア派の赤澤ムックの作品にはある種の呪詛が込められてます。現実に対する怨嗟、笑えるほどギリギリまで描かれた人間の羞悪さ、そう言ったものを鍋にぶち込んで煮込んで…突然、唯一無二の美しい風景に仕上げてしまいます。まるでペテンのように。あるいは、魔術のように。

今年の札幌劇場祭が終了しました。弦巻楽団は無冠に終わりました。残念です。悔しい!今年は盛り上がったのに、自分の力足らなさ加減が歯痒い。

それでも、「テンプテイション」を観て、応援して、批評してくれた皆さん、本当にどうもありがとう。あのメンバーで築き上げられたあの風景に、僕は誇りを感じもします。これからも精進します。あの先の風景に向かって。あの奥の魂に向かって。

そんな中、「ラブレス」に参加してくれた劇団パーソンズと劇団アトリエが札幌劇場祭新人賞を争いました。数あるエントリー?の中から受賞したのは劇団アトリエ!なんとパーソンズと一票差だったそうです。アトリエのみんな、おめでとう。パーソンズのみんな、惜しかったね。でもまた次がある!
なんか、後輩にあたる彼らの活躍を感じて、嬉しい様な、励まされる様な、焦らされる様なかんじです。俺もしっかりせな!

赤澤ムックも後輩にあたる演出家です。その昔、今から15年前に、僕が始めて劇場を借りて「商業的に」行った演劇ユニットの公演に、彼女はお客さんとして来てくれてました。そして、誰よりも長く客席でアンケートに感想を書いていてくれました。その姿を覚えてます。
その後、何度も芝居に主演で出演してもらったりしました。
その後のその後、彼女は東京で劇団を旗上げし、これまで走り続けて来ました。独特の世界観で確実に評価をあげて来ました。

そして、ここで一度劇団の活動を「停止(※解散ではありません)」させることにしました。そして何故か?僕に客演の声が掛かりました。ともに舞台に立つのはこれまた11年振りです。

東京での生活も早三週目。あっという間です。明後日には本番です。ぶるるるる。

件の公演では、REM(こちらも今年解散…涙)のストレンジ カレンシーズを流しました。最近思い出した様に聞いてます。東京に来るとREMを聞きたくなるみたいです。

時間の流れは不思議です。気がつけば15年、11年。取り戻せないものはたくさんあります。尋ねても答えてもらえないことも山ほどあります。REMの音は、そんなセンチメンタルな気分にジンワリ来ます。まぁ、仕方ないよ、と。励まされるというよりは、諦めを肯定してくれるような。そうして後ろ向きに流されてるとしても、僕らは結局前に前に漕ぎ出すしか無いんだと、ある小説の一説のそのままに僕の奥底に響ます。

明日も仕込みが続きます。明日のパラダイスアワーにはまたビデオレターで出演する予定です。乞うご期待。

画像は東京で暮らすシェアハウス。快適で劇団さんに感謝!

バタバタと二週間


経ちました。
お久しぶりです。弦巻です。♯16テンプテイションが終わったと思いきゃ一路東京に舞い降り、役者としてしごかれております。

今回客演させていただく黒色綺譚カナリア派は、作・演出の赤澤ムック独特の美学溢れる劇空間が魅力の人気劇団です。
今回は活動停止となる節目の公演。その企画として女優中心のカナリア派に、全国各地から注目の役者や演出家が多数呼び集められ…弦巻も札幌から馳せ参じた次第。

魅力溢れるカナリア派の面々や全国の猛者達の紹介はまた後々、ずいずいとお送りしたいと思います。

そんな訳でまずは東京生活!永福町と言う町でシェアハウスに間借りして暮らしてます(全員日本人、男4女1)。
稽古はなんと一日9時間!13時から22時が基本設定。芝居漬けです。朝から晩まで作品の、役のことを考えてます。自分の脚本とはビジョンもタッチも違う赤澤ムックの作品世界に、二週間かけてやっと辿り着いた気がしてます(それでも1番手のかかる落ちこぼれですが…)。

一週目はなんだか生活リズムが掴めず(ついついフラフラ散歩しちゃったり、あまりの東京の暖かさと、裏腹の風の冷たさに真冬ダウンで来てしまった自分を呪い、ちょうど良いアウターを探しに吉祥寺に三度も足を運んだり…なのに買わなかったり…)、稽古に向かうので精一杯でした。今週になってやっと生活リズムが掴めてきて、朝ご飯とお弁当を同時に作り、稽古に持参しております。

久々にブログも携帯からの投稿です。長文は無理なのでコンパクトに、思いついたら即投稿して行こうと思います。

作品や黒色綺譚カナリア派についてや、共演者達についてなどはまたこれから。

画像は一日だけ稽古休みの日に訪れた表参道ヒルズ。すっかりおのぼりさんです。

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