楽団日記

札幌で活動する芝居のエンターテイメント集団、                                  弦巻楽団の弦巻楽団による皆様のための日記です。

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このひと時の名を、夕暮れ時と言うって教わったんですけど

     雀色時


あーーと言う間に八月も終わりに向かい、夏の取り組みもフィニッシュに向かっております。
今年は熱い夏、らしく色んなところから「参った」「勘弁」との声をお聞きしますが、夏が好きで好きで仕方のないチューブばりの夏男、弦巻は絶好調です。

昨日、遂にツルマキ・アーケストラ!!!『間奏曲』が開幕しました。溢れる言葉、躍動する肉体、演劇の原点にギリギリと歯を食いしばりながら食いついております。熱がこもればこもるほど逃げてしまうジロドゥの言葉に翻弄され、幻惑され、蹂躙され蹂躙しております。

少女と、大人の女の狭間、不安定な季節についての物語です。
男が『永遠に少年』であることと違い、女性には『大人の階段』が厳然と存在してる気がします。もちろん肉体的に。それはつまり、精神的に自覚しない訳にはいかない『階段』として。

弦巻の自説として「女は19、20の時に乱れる」と言う有名な(?!)言葉があります。
穏やかだった人が突然暴挙に出たり、
被害者意識が強くなり傷つきやすくなったり、傷つけやすくなったり。
傍から見てですが「らしくなくなる」時期。
考えてみると、そう言う事なのかな、と思います。
むしろきっと「らしく」なんてレッテル貼られることに抵抗したくなる時期なのでしょう。

いくえみ綾作品で言うと「君たちはガラス」(←!)とかの時期の作品、短編の「10年も20年も」(←!!傑作)とかに通底するテーマでしょうか。
どこまで、危うく、美しく表現できるか。

当日券あります。
日曜日までやってますので是非シアターZOOにお越し下さい!

        27日(金) 20:00
  28日(土) 14:00/19:00
        29日(日) 14:00/19:00

【料金】 一般 2,300円/学生 1,800円  (当日券です!)

【会場】 扇谷記念スタジオ シアターZOO
     札幌市中央区南11条西1丁目ファミール中島公園B1F
      TEL:011-551-0909
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夏休み (ボーナス・トラック)

  実際は風が強かった


おわたー!と、一ヶ月以上ブログを更新してませんでしたよ!いやはや!
正直、ドタバタでした。
なんといっても、「今年こそ」と遂に着手した引越しが随分と時間がとられたこと。なんと!悲劇的なことに「ここ!」と決めた物件の管理会社に審査で落とされてしまった!不動産屋も大慌てなこの事態。結局その物件は『なし』になりました。京都在住のヨーロッパ企画の制作・井神さんから「どんだけ有名になっても『演劇人』は駄目みたいよ。」と教えられる。そんな!ちょっと自信もついて職業欄に「演出家」と書いた事が災いとなったのか!!実質無職だけど!34歳が駄目なのか!
一時は九月から住むところがない、こちらが借りぐらしのアリエッティになるところでした。そんなのアリエンティ!
ほーら、油断は出来ませんよ。動揺のあまり後遺症で弦巻の言語中枢もいささか壊れております。

そう、大阪に行ってまいりました。産まれて二度目の、滞在20時間ばかりの京都・大阪の旅。
弦巻楽団11 1/2『ライク・ア・ハリケーン』で参加する『VS KYOTO』の打ち合わせです。暑かった、でもとても刺激になった時間でした。
コンカリーニョ  VS KYOTO の詳細はこちらで

更に体調も崩し、3日間連続で血痰を吐き、何とか乗りきった八月上旬、気が付けば、ツルマキ・アーケストラ!!!のプレ公演間近となっておりました。

先日(21日)行なわれたプレ公演では、約10名のお客様を前に「骨身」としての『間奏曲』を上演しました。レッドベリースタジオという空間のなせる業か、拙い、いまだ途上の出来ではありましたが、親密な空気が満ちる劇空間となりました。終演後、残ってくれたお客様に感想を聞き、意見を頂戴しました。
弦巻楽団では絶対にしてこなかったことです。何ゆえ「やってみよう」と今回思い至ったかは上手く説明できませんが、芝居への取り組み方が変化していることは確かです。とても楽しかった。

明日から『間奏曲』小屋入りです。
この二ヶ月、準備に奔走し、全員で語り、転げまわり、食べ、笑い、汗を尋常じゃなく流し、言葉と格闘し続けました。レッドベリースタジオで過ごした幸福な300時間は、さながら神様がくれた「夏休み」でした。
僕の懸念はよそに、参加者はすっかり息のあった「アーケストラ!!!」と言う一つの有機体になってるようです。その様子はメンバー間の「交換ブログ」をご覧下さい。 

こちら

参加者同志で技術やノウハウを伝え合う「上演まで視野に入れた実践型ワーク・ショップ」というカンパニーの理念は、キャリアある参加者の素晴らしい取り組みで、既に達成できたようです。僕の青写真をはるか越えるくらいに。
ここからは、上演を成功させるだけです。

けして達者な役者ばかりではない、駆け出しの若者が半数のカンパニーでジロドゥに挑む。
無謀とも取れるこの試みもいよいよ今週末本番です。

ツルマキ・アーケストラ!!! 第1回公演
レッドベリースタジオ10周年記念企画
ジャン・ジロドゥ原作 『間奏曲』 


潤色・演出:弦巻啓太(弦巻楽団)
企   画:飯塚優子(レッドベリースタジオ)
出   演:長麻美、濱道俊介、大沼理子、江崎未来(東区市民劇団オニオン座)、
       長岡登美子、長原桂、小松悟、若林大志(亀吉社中)、
       大原達也(劇団SON’S SUN)、小池瑠莉(北海学園大学演劇研究会)、
       吉原大貴(演劇ユニットブレブレイン)、脇愛美(演劇ユニットブレブレイン)、 
       堤亜美、木幡美紗子(劇団ルート1)、トマト(教文13丁目笑劇一座)   

【日時】 8月26日(木) 20:00
        27日(金) 20:00
   28日(土) 14:00/19:00
        29日(日) 14:00/19:00

【料金】 一般(前売):2,000円/学生(前売):1,500円

【会場】 扇谷記念スタジオ シアターZOO
     札幌市中央区南11条西1丁目ファミール中島公園B1F
      TEL:011-551-0909

【ご予約・お問い合わせ】
     E-mail:tsurumakistagearkestra@yahoo.co.jp
     TEL:090-2872-9209(弦巻楽団) 
     ※ 締め切りは25日!当日券もあります(各300円増し)。

是非お見逃しなく。

レッドベリースタジオの支配人であり、『間奏曲』をそもそも弦巻に託してくれた飯塚さんがツイッターでプレ公演の感想を呟いてくれてました。

『「間奏曲」プレ公演終了。よし!よくぞここまで。あらためて、とんでもない作品をリクエストしたものだと実感。受けて立ってくれた弦巻啓太さんと15名の役者さんたち、すごいです。本公演初日まであと5日。ここからが勝負。』

そう、ここからが勝負。
夏はまだまだ終わらないのだ。

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