楽団日記

札幌で活動する芝居のエンターテイメント集団、                                  弦巻楽団の弦巻楽団による皆様のための日記です。

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つづきをもっと聞かせて

この一ヶ月、繰り返し繰り返し小沢健二の「我ら、時」を聞いて来た。

小沢健二は僕にとって(いや、多くの人間に取って)『先生』だった。
無意味の世界を切り裂き、あたたかい何かに向かって導く先達であり、
「生きることを諦めてしまわぬように」ともに祈ってくれる友人であり、
「喜びを他の誰かと分かち合う」パーティーの主催者であり、
「ある光」そのもののようだった。
(「さよならなんて云えないよ」のインストゥルメンタルで号泣するくらい好きだった。)

正直、信仰に似た感情を抱いていたんだと思う、
そうした感情を日頃忌み嫌っていながら。
そのくらい魅力的で、その言葉は地に足をつけていながら、魔術のように響いた。

だから、作品を追うごとにその表現が「性愛」に焦点を絞っていったのも、
とても合点がいく、切実に感じられるものだった。
あなたと繋がり合う一瞬に「ある光」を見いだす、それは順当に大人になっていく自分も共感できるものだった。

そして、長い沈黙。
実際は沈黙ではなく、数々の活動を重ねていたのもよく知っている。
(そう言えば、マーヴィン・ゲイのトリビュート盤の日本盤にだけ収録されたボーナストラックの曲だけ未聴だ。誰か持ってないかしら。)

けれど、復活ライブは行けなかった。予定が様々あったような気もするし、知らず知らず避けていたような気もする。『「LIFE」の曲を中心に構成されたショーになる』と言う前評判に、微妙な気持ちになったことは覚えている。
沢山の人が絶賛していた。
正直、びっくりした。ユニコーンの時も驚いたけれど、こんなに身の回りにファンがいたのか!と思うほどだった。
その盛り上がりに羨ましいと思いながらも、気持ちは温度差を感じていた。

そして、そのライブ盤が発売された。
著作やTシャツを合わせた豪華版で、値段も高額だった。展示会まで行って相当悩んで、結局買わなかった。
3年たって、通常版が発売された。ここでやっと購入。じっくり聞いた。何度も何度も。
いいともにまで出た。もちろん映像をチェックした。

一言で言えば、「新曲」がもっともっと聞きたかったのだと思う。
ヒットチャートで、ポップソングで、シングル盤で、今の、小沢健二を確認したかったのだと思う。
いや、もっと根源的なものかもしれない。
往年のロックバンドが過去のヒット曲で所得の高い層(年配の世代だ、当然)を相手にライブをするのとどう違うのか、ということだ。
朗読も新曲もあった。でも中心となるヒット曲への盛り上がりや、ブギーバックでのスチャダラパーとのコラボには、感動の再会以上の感動はこみ上げてこなかった。
少なくても、10代20代のとき、彼の音楽に切実に求めて来た「目を覚まされるような何か」は、そこには無かった。
そこにいる人達や体験した人達の興奮が、良くわからなかった。
本当に彼の音楽を聞いてたのかとさえ思った。

自分が良くわかってない、浅薄なだけだ、ともちろん考えた。
今も考えている。
(大体、その場にいなかったのだし。)
わざわざ書くことも無いとも思う。みんな楽しんでるんだから、話を合わせておけばいいとも思う。

でも、そうした「みんな〜だから」と言う地平から一番遠かったのが、彼の音楽であり言葉だった筈なのだ。
少なくとも、僕にとっては(ああ!結局僕にとってだけなのかもしれないのだ!)。
そうした「啓示」であり、「哲学」であり、
「生きることを諦めない」力そのものだった。

もしかすると、こんな「みんな」も引き連れて新しい扉を開けるよ、と言うメッセージなのかとさえ思う。

今も、えんえん繰り返し聞いている。
通して聞いて確信したのは、このライブの中でのベストトラックは「天気読み」(〜「強い気持ち・強い愛」までのリズム!)であり、「犬キャラ」からの楽曲が最も胸に現在進行形として響いた。
「天使達のシーン」の新しいバージョンも素晴らしい。
ここに、この先にこれからの小沢健二を期待してしまう。
正直、この「天気読み」の新しいバージョンのシングルで復活していたら悶絶死していたかもしれない。
96〜98年のシングル、そして「eclectic」からの流れが一つに結びつく、素晴らしいバージョン。

いい歳して何を期待してるんだ、と我ながら思う。
依存したいわけじゃない(と、思っている)。
信仰ではなくても、やはりそれは高みにある、自分にとっての目標なのだ。
「祈り」であり、「光」なのだ。
つづきをもっと聞かして。
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長い呪文の詠唱なのだ

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おかげさまで、紆余曲折はありましたが弦巻楽団 演劇研究講座 第3期発表公演『舞台に立つ』は無事、終演しました。毎度の反省ながらもっともっとPR活動に力を入れなくては…と思いつつも、毎回当日券の方が沢山観に来て下さる、ありがたい公演となりました。
参加者が15名(うち1人が途中で体調不良により不参加となりました。残念!)、しかも幅広い年代の人が集うとあって、最終的にテキストはシェイクスピアの「夏の夜の夢」にしました。以前から、シェイクスピアの「喜劇」にちゃんと取り組んでみたかったのです。2週間、初舞台の人間も含めて、15人で濃密に稽古が進みました(深津による日記にその過程が克明に…)。本番は台本を持って「リーディング」として行いました。「リーディング」としてのまとめ方に、少し反省が残りますが、「物語」を眼前に具現化する、と言う目標には、充分に手応えがありました。
終演後、毎回ディスカッションをお客さんと(強引に)行いました。答えて下さったお客様、本当にありがとうございます。

講座の二日目、参加者のカズから「どうやって外国人を演じるべきでしょうか?」と言う質問が出ました。
こう答えました。「なりきらないことです。」
私たちが、虚構(作品)をはさんで観客と向き合う、そんなスタンスで演劇に臨みましょう、と。

『舞台に立つ』の3日後、今度は教えてる高校の発表公演がありました。
2月に大きな本番を終えた生徒に、1年間の締めくくりとして新たに課題を与え、一ヶ月取り組んでもらってました。
1年生は1年生だけで取り組む、初めての演劇作品でした。
欠席者が多かったり、順調に準備できた訳ではなく、当日になって配役の変更もありながら、それでも、演劇の醍醐味、ドラマが現れる瞬間、神秘と言っても良い、そんな瞬間が確かに産まれました。

この二つの公演を終えて、考えるのはその「神秘」みたいなもの、についてです。
「夏の夜の夢」で「物語」が確かに目の前に現れる瞬間、
高校生の間でドラマが産まれる瞬間、
それは、ある共通項があるように思います。
すごく極端に言えば、「感情」ではなく「情報」がきちんと伝わって来る時でした。

「夏の夜の夢」で、『役柄』ではなく、『自分』の感受性を基準に喜怒哀楽が変化したとき、物語が煙のように消えてしまう瞬間がありました。どんなに勢い良く怒鳴ろうとも、そこに「物語」は現れてくれませんでした。
もちろん『役柄』か『自分』か、なんて判断を印象以上に厳密にジャッジできるのか?と言う問題もあります。
そうした時は、ただただ台本に帰るようにしました。
その言葉が、その関係性のなかで、その状況で、前後の事象の間で口にされる根拠を、行動の意味することを、ひたすら議論し、検討しました。
その試みとして、まず句読点を完全に正確に読む、!マークは必ず!マークとして読む、などから始めました。
自分の生理と違うタイミングで「!」マークがあると、意外に戸惑うものです。そこも、「自分流」を完全に禁止しました。
まず、「役柄」の呼吸のリズムを感じる。その情報をきちんと汲み取る。


当日のパンフレットにはこんな風に書きました。


『あえて、生活から遠い言葉で書かれた戯曲に取り組みたかったのです。
何故か?
身の丈のリアリティばかりが優先される演劇や演技の作品が溢れる今だからこそ、
取り組む価値があると僕は思ってます。
「身の丈のリアリティ」だと誤解を招くかもしれません。
言葉を変えると、それは「実感主義」とでも名付けましょうか。
全ての文章を「私の感覚」で読み解いていくやりかたのことです。
そうしたやり方で優れた舞台があるのも重々承知です。
しかし、それで役者は成長するのだろうか、と思うのです。
いえ、演技はそれで良いのだろうか、と思うのです。
書かれていることを、読む。
描かれている行動を、とる。
たとえ心情では理解できなくても。
笑った後に「突然泣く」と書いてあれば「突然泣く」。
哀しみが涙をこぼさせるまで待つ、なんてことは絶対にしない。
極論、そう言うことです。
(もちろん、心情とは別次元で「理解」することは大切です。書かれてることを、正確に読み取らなくてはいけません。)
観てる側には、笑った後、
突然泣いた人物の心情は理解できないかもしれません。
しかし、「笑った後に突然泣いた」彼、もしくは彼女の存在の痛ましさは伝わるかもしれない。
その痛ましさが伝われば、
ひょっとしたら彼(彼女)の心情が思い浮かべられるかもしれない。
そうして取り組んだ方が、時代や、文化の違う場所で書かれた戯曲の登場人物達に、
近づけるような気がするんです。演劇が、豊かになるとさえ思うのです。』


2週間、結局一度も「感情を込めて!」みたいなことは口にしませんでした。
演劇経験がある人が、「感情を込め」ようとした瞬間、劇空間はかえって消えてしまうように見えました。
しかし、感情的に全編無であれば良い、と言う訳でもありませんでした。
「夏の夜の夢」は非常に、幸福なエモーションに満ちた作品です。

例えば。
「感情を込め」ようとしてる人を見ると、その人は相手に、状況に何かを伝えようとしてるのではなく、自分の(頭の中の)幻想に向かって話してるように感じます。そこにいる人ではなく、頭の中のドラマに浸っている、そんな感じです。「そこにいる人」を見ていない、その瞬間、その役者は「そこにいる」状態ではなくなってしまう。
「そこにいない」のだから、劇空間はもちろん現れず、「物語」は立ち上がってきません。
そういうことなのかな、と思います。

卵が先か鶏が先か、みたいな話ですが、「自分から」は出来ないのだと思います。
相手役と言葉をかけて、かけて、言葉が巡っていくうちに「舞台上で」産まれた感情以外、何かを持ち込んではいけないんだと思います。それは、全員で長い呪文を唱えてるような気分でした。それでも、本番含めた2週間に幾度か、その瞬間が降りてくることがありました。

そんなことを考えてる今日、岩見沢で行われている「そらち演劇フェスティバル」にやって来ました。
昨年作・演出をした美唄の市民劇団WAの公演を今日は観ました。
今年は完全に、自分達だけで作ったオリジナル舞台です。

素敵でした。もちろん、完璧とはほど遠い、でもチャーミングな舞台でした。
みんなは「お恥ずかしい」と終演後口にしてましたが、全然そんな引け目を感じるような出来じゃありませんでした。
もっともっと良くなる気はします。でもそれは、市民劇団である彼らが「訓練され、プロのように」なれば良いという意味ではありません。訓練され、みんなが同じような「優秀な」演技をするようになっては、とてもつまらない。かといって、素人臭さを売りにする訳でもない、そんな「進歩」が確かにあるような気がします。
言ってしまえば、彼らがそんな風に進歩できる道を見つけられなければ、演劇の負けだとさえ思うのです。
(すでに、それが出来る演劇人もいるのかもしれません。)

技術が無ければ良い、という訳ではもちろんありません。
演劇人としては、技術は絶対に必要です。
劇団としては、そこを(弦巻楽団なりに)目指してます。

だけど、技術が無くても、演劇の神秘を体験できる。
そんなあり方を確立できたら、もっともっと自分は演劇を好きになれる気がしているのです。

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『舞台に立つ』打ち上げ風景。

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そらち演劇フェスティバル、会場ロビーです。いわみちゃんが休憩中。

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WAの看板女優、ななさん。

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同じく看板女優、ままさん。作り物上手で、このアスパラ帽子も彼女の作。

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懇親会にも参加。

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この冬は越せなかったか…。と思った3年目のアジアンタム。新しい芽が出てきました。

春を待つ夢のように

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2月は「西線11条のアリア」が終わった後、札幌座研修生への授業、中学校へWSに、そして高校の授業と、公演の間ストップしてもらっていた講師業がにゅにゅにゅっとやって参りまして、頭をぐるぐるさせながらそれぞれの生徒さんと向き合って参りました。年代も、授業の目的もそれぞれ違う訳ですが、そうした場にいるといかに自分がまだまだ言葉足らずであるか痛感します。
最近思うのは聞き手のことを考えない「自分の言葉」をもっと強く持つべきか、
様々な相手に合わせて使う言葉をスムーズにシフトできるように「引き出し」を増やすべきか、
と言うことです。
何故そんなことを考えるのかと言うと、それは弦巻楽団演劇研究講座第3期を現在開催中だからです。
ここには様々な年代、経験の持ち主が集っています。
そうした彼らと対峙した時に必要とされるのは、一体どちらなのだろうと言うことを考えてます。

それは更に、劇団で主催したワークショップの場合、どのようなワークショップにするべきか、と言う問題に繋がります。

ワークショップなんだから、普段の稽古通りやれば良いんじゃないの?
と言う声もあるのですが、何かが僕を引き止めるのです。
以前にも書いた気がしますが、僕はこれまで弦巻楽団で、また呼ばれた場所でのWSにおいて、自分の脚本で作品制作や指導をしたことがありません。(1度だけ、高校生に簡単な会話として1ページの台本を渡したことがありますが…。)
今回の演劇研究講座で初めて、自作を使用してワークショップを進めようかと思ったのですが、結局やめました。

そもそも、「ワークショップ」と言わずに「研究講座」と言う名前にしたのも、そうした思考の表れです。

弦巻の脚本を(自分で)演出している時は、かなりの割合で「弦巻のイメージ」を役者に要求することになります。特に昔書いた脚本になればなるほどそうです。様々なジャンルの作品を上演し、作品ごとに演技に対する要求や「リアリティ」の求める度合いや表し方も、変わってきます。それは作品が違うのだから、当然のことだと思ってました。そして、参加してくれる役者もそれを(すぐに)分かってくれると思ってました。テレビドラマでも良い、コントでも良い。演技に様々な「流儀」があり、作品によって「説得力のある演技」は変わって来る、それは半ば常識のように共有出来ると考えていたのです。それはもちろん自分の、傲慢な間違いでした。
同じことを考えてる人間はいるかもしれない。だからといって、その人が僕と同じものに「説得力」を感じるかは別なのですから。

「演出のイメージ」をどう理解するか?と言う目的で演技のWSを行うのなら、
僕にとっての「説得力ある演技」を要求する、それで良いのかもしれません。
でも、様々な年代の人間と、経験未経験問わず、一緒に芝居を作る時に、それはちょっと気が引けるのです。
もっと、演技の根幹をなすような、演劇の根幹に触れる為の、「俺流」の、もっともっと前の次元で、
作品作りをしたいのです。
だから、全員で「考えよう」。もちろん、講師が僕である以上、僕の「考え方」と言うフィルターを通さずには不可能ですが、出来るだけ。

そうした紆余曲折を経ての「研究講座」と言う名前でした。
劇団のWSとしては、あまり上手くない作戦だと自分で思います。
もっと「俺流」だった方が、参加する側だって乗っかり易いと思います。
指導者としては統率力の無さを露呈しているような感じです。
でも、やっぱりこうとしか出来ないなあ、と半ば諦めるように思います。
強いて言えば、この面倒くさい「逡巡」が弦巻楽団流と言えるかもしれません。

てなわけで、テキストにシェイクスピアの「夏の夜の夢」を使っています。
難しい(文章が、ではなく全体のあり方が)作品ですが、先日、全員で声を出し合ってあらすじを丁寧に追っただけで、なんだかジーンと来る瞬間がありました。ああ、こういう作品なのか、と思い至りました(後日、また足をすくわれるかもしれませんが…)。
これも、こうしたやり方だから辿り着けたんだ、と密かに(自分を励ましつつ)思ってます。

シェイクスピアの喜劇は、自分自身良い思い出が無く、「つまらない」印象しか若い時には無かったのですが、もったいなかったなあ、と思います。
シェイクスピアの「夏の夜の夢」を「俺流」に味付けや改編すること無く、
楽しめる作品にしようと参加者15名と奮闘しております。
ある意味、つまらないと早合点していたことへの贖罪です。いや、敵討ちか。
正直、面白いです。経験の有る無し問わず、シェイクスピアの戯曲に誠実に向かい合いさえすれば、
人間の蠢く様が立ち上がって来る。
(だからますます「俺流」は必要ないと思ってしまいます)

発表公演は15、16ですが、それまで稽古は毎日見学可能です。
19時〜22時くらいでシアターZOOで行っております。
ブログで毎日講座の模様は公開中です。

トップ画像。みんな台本とにらめっこ。

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遂に5回目を迎えた「With You」!今年も甘く親密に行われました。

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演劇研究講座にも参加中。エンジェルスを2年続けてやってくれたワンコ。

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受講生3人。この3人が集まってるとなんか面白い。

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受講生の信山イプシロン。捨て犬を思いやる優しい一面も…。

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休憩中。いつも楽しそうなランラン(もぐもぐ)。

アリア終了。授業と準備と歌の練習。

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そんな訳で、無事に昨日、札幌座『西線11条のアリア』は終演致しました。たくさんの、本当にたくさんの来てくれた観客の皆さん、ありがとうございました。千秋楽は押すな押すなの大盛況、満員御礼。ありがたい環境での公演となりました。

西線11条の電停で起こる話。言ってしまえばただそれだけの物語です。
東京から来たサラリーマンが、札幌の市電に乗ろうとする、そこにちょっと不思議な人々が現れる。
出会い、別れるだけの物語です。全てを象徴してるかのように。
その僅か1時間強のコンタクトです。ドラマが生まれる程の愛情も憎しみも発生しないまま、電車は訪れ、ちょっと不思議な人々を乗せて去って行く。それでも、この作品は登場人物の「人生」を観客に感じさせる、ある瞬間の断面となっています。

色々な方の演助があって成立した今回の公演、特にラストの演奏を手伝ってくれた学生の方々の力は計り知れません。
何年も楽器を専門的にやってた人はこんなにも違うのか!と目を(耳を)、見張りました。
一人加わるだけで、自分が叩いてるドラムの横から聞こえてくる音が違うのです。なんか、布のように響いてくるんです。くるまれるんです。ファーファで洗ったタオルのように優しく包み込んでくるんです!
それが5人も揃った日にはもう!
自分が加わってる演奏ですが、泣きそうになることがしばしばでした。
若き音楽家の皆さんに感謝!!

ラスト、舞台最後方から客席を眺めつつの演奏で、度々、胸が詰まる想いでした。
個人的なことで、あの場所で、あの物語で、どうしようもありませんでした。
送るような、再会したような気持ちで演奏していました。

上演中は一切口に出来無かったご飯とおかずに、打ち上げでようやくありつけました。
佐藤水産さんに提供して頂いた海の幸の数々!たらふく頂きました。
いままでみんなこんな良い想いをしていたのかと思うと、殺意を覚えました。

出演する舞台を終えて、さっそく次の準備です。
明日から札幌座の研修生への授業が始まります(5日間)。
中学校でのWSも予定されてます。そして、講師をしてる高校でも授業の締めくくりが迫ってます。1年生、2年生への最後の課題をどうするか、作戦を練っています。
そして、WSの準備です。申し込みが少しずつですが増えてます。もう少し増えたら、大作に挑戦したいな…なんて思いも。

WSの詳細は  こちら(締め切り2/28!)


それと、弦巻楽団は現在団員も募集中です。
(常時、基本募集中なのですが)
今年はこの後本公演が3回予定されています(7月、8月、11月)。
7月は20回目の記念公演、8月はさっぽろ演劇シーズンに初参戦しての公演になります。
なかなか盛り沢山な活動ですが、団員としてバリバリ演劇に取り組みたい方はどうぞお申し込み下さい。
「弦巻楽団」は(自分たちとしてはただただまともなつもりなのですが)
ほんのちょっと他とは違う劇団、演劇観のようです。
それでも取り組んでみたい方は、ぜひ。
お問い合わせ、お申し込みは tsurumakigakudan@yahoo.co.jp まで。 

そして、いよいよ週末に迫りました弦巻啓太ソロリサイタル
「With You 5
     〜あなたと夜と音楽と弦巻と〜

あの、美しく甘い夜が今年も帰って来る…

様々な言葉や文章を、心に寄り添う音楽とともに供じて頂く、
心に爪痕を残す、忘れられぬ催し…「With You」。
今年も弦巻啓太が新曲とともに帰って参ります!

日時 2月22日(土)  開場 17時半
            開演 18時
上演時間        約2時間

会場          レッドベリースタジオ

料金          前売り 2,500円
            当日  3000円

お申し込み先      loveyoumadly666@yahoo.co.jp
(件名を「With You参加希望」として、お名前、連絡先を明記してメールでお申し込み下さい)


今年は第5回と言うメモリアルイヤー!
新しい試みと、過去に好評だった試みで織りなすゴージャスな一夜。
もちろん今年も選りすぐりのエンジェル達がお出迎えします!
不穏な空気が立ちこめる現在。
遊びましょう。知的に。不敵に。



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『西線11条のアリア』の音楽家達!フレッシュ!

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今年は運転手づいてます。

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準備中の山本菜穂。スポットライトが似合います。

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打ち上げでようやくありつけた飯寿司!すじこ!

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九州出身で飯寿司初体験のトロンボニスト・西ノ園さん。

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お店のサーバを自在に使いこなす女優・林千賀子。

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待望の鍋を購入。

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Amazonで注文した戯曲に、送り主の古本屋さんからのお手紙がついてました。なんだか嬉しい。フランスで言葉がわからないまま観たマリヴォーの「愛と偶然との戯れ」。
(なぜ絶版なのだ!)

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WS候補脚本② 13年前の懐かしい作品。

2014年も同じように

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1月は遂に一度も更新しませんでしたこのブログ、どうもすみません。
今度こそ、今年こそもっともっと頻繁に更新していこうと思います。いやー、しかし、FacebookやTwitterなんかとの併用はやはり難しいですなあ。
でも最近はこうした「長文ブログ」にホッとしたりする気も少しします。
なので、今度こそ、今年こそ、頻繁に更新していこうかと思う2014年の所存でございます。

何も無かった訳ではなくて、1月はいつにもましてバタバタと活動しておりました。
昨年の活動初めが「朗読」だった訳ですが、今年は「テレビ出演」が最初にやって参りました。そう、それこそこのブログで何の告知もしていませんでしたが、弦巻は12年振りに「テレビ出演」を果たしました。台詞までちゃんとありました。ああ、とんでもなくありがたい。
思い起こせば12年前、エキストラで参加したドラマでは「何者にも見えない」と衣装さんが頭を抱え、牧場の従業員である筈なのにツナギでもスーツでもなく、1人だけ紫のちんぴらみたいな格好が充てがわれた独特の風貌を持つ弦巻、今回はそのトラウマを乗り越えての参加でした。
実際の映像は色々と物議をかもし(?)、友人には「3Dみたいに浮いてたよ!」とか言われましたが、無事カットされなく放送されました。NHKのドラマに出演なんて、家族も喜んでいることでしょう。

足尾から来た女 特別サイト http://www.nhk.or.jp/dodra/ashio/

そしてその翌日、札幌の新たな景観を発掘し、景観資源としてPRしていこう!とする「好きですさっぽろ(個人的に)」と言うプロジェクトのイベント「景観大喜利」「景観総選挙」に参加しました。
「景観大喜利」は文字通り大喜利です。回答者です。一生懸命答えました。しかし、全然頭が回らない…。殆ど座布団のない中で過ごしました。
「景観総選挙」は文字通り景観の総選挙です。候補に挙がった景観の中から(もんのすごく個人的な景観{“自宅の窓から”等を含む})、上位48景観を選び、ゲームとして立派に遊べる「景カード」を作ろうとする企画です。
こちらは実際の選挙速報の特番をイメージし、自分もインタビュアーとして出演しました。
総選挙で1位に輝いたのは、なんと「石山緑地」さんでした。並みいる札幌の有名景観スポットを押さえての1位は、驚きを与えました。
この催しは地下歩行空間の中で、通行人の真ん前で行われました。足を止めて見てくれた方々、どうもありがとうございました。
詳しい結果や、「景カード」の展開などはこちらのFacebookページをご覧下さい。
当日の模様もユーストリームのアーカイブで見れる筈…。

好きですさっぽろ(個人的に) →https://www.facebook.com/kojintekini?fref=ts

そして、現在は東京に来ています。
講師を務めている高校の発表会でやって参りました。暖かい…と期待していたら到着当日はまさかの雪(!)。札幌とそんなに変わらない気温でした。到着してすぐに小屋入り、そしてリハーサル。一夜明けた昨日、本番となりました。
僕は1、2年混成のチームによる『マクベス』を演出しました。
全員で台本のカットから考え、40分に凝縮した『マクベス』を上演しました。かなり粗っぽい作りでしたが、『マクベス』のドラマツルギーみたいなものは掴まえられたんじゃないかと思います。膨大な言葉に立ち向かい、自分達なりに解釈し、考え抜いた成果と成長が、本番には現れました。あの複雑な長い台詞回しを、飾り立てること無く自分の言葉に出来たことに、指導者として嬉しくなりました。高校生だって、特に「高校生風」に改作しなくても、シェイクスピアのドラマを描くことは出来る、そうした手応えもちゃんと感じられました。

これから札幌に帰ります。
札幌でも到着したらすぐに小屋入りです。
そう、いよいよ明後日から札幌演劇シーズン参加作品、札幌座「西線11条のアリア」が開幕します。


札幌座 「西線11条のアリア」

今現在、必死に稽古でやったことを確認し、台本を何度も目を通しています。
だんだん予約される方が増えて来てくれてます。
まだの方、ぜひお早めにご予約を!
弦巻楽団のメール宛でもご予約承ります!

tsurumakigakudan@yahoo.co.jp


そしてそして、
あの伝説のイベントが帰ってきます!

弦巻啓太ソロリサイタル
『With You 5 
  〜あなたと夜と音楽と弦巻と〜』


あの、美しく甘い夜が今年も帰って来る…

様々な言葉や文章を、心に寄り添う音楽とともに供じて頂く、
心に爪痕を残す、忘れられぬ催し…「With You」。
今年も弦巻啓太が新曲とともに帰って参ります!

日時 2月22日(土)  開場 17時半
            開演 18時
上演時間        約2時間

会場          レッドベリースタジオ

料金          前売り 2,500円
            当日  3000円

お申し込み先      loveyoumadly666@yahoo.co.jp
(件名を「With You参加希望」として、お名前、連絡先を明記してメールでお申し込み下さい)


今年は第5回と言うメモリアルイヤー!
新しい試みと、過去に好評だった試みで織りなすゴージャスな一夜。
もちろん今年も選りすぐりのエンジェル達がお出迎えします!
不穏な空気が立ちこめる現在。
遊びましょう。知的に。不敵に。

トップ画像は両国のホテル前。
スカイツリーが見えます。

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足尾から来た女のクレジットに発見!!

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大喜利の準備中

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呼び込みが始まったところ。往来のど真ん中でした。

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西線11条のアリア、いよいよ明後日から!

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東京では劇団ナイスコンプレックスの演出家、キムラ君と再会!

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「かえる」を注文し食べた所。進撃の巨人ではありません。

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